大学受験なんぞ怖くない
大学受験を終えてからしばらく経った。
今でこそこのようにブログに稚拙な文章をしたため、シャドウバースとFGOに現を抜かす暇があるものの、やはり現役時代を振り返ると割とつらかった気がする。
「割と」という形容詞で受験が表されているのを訝しんだ人がほとんどであろう。
いや、もちろんつらかった。
つらかったけれども「ある心構え」のおかげでダメージを最低限まで減らせたのだ。
今回は今まさに受験という高ーい壁にブチあたっている受験生のためにこの心構えを授けるので目ン玉ひん剥いて最後までよく見ていてほしい。
結論から言うと受験で一番大事なのは「メンタルを保つこと」にあると考えている。
メンタルが正常なら受験に勝てる。
「適当なことほざくな埋めるぞ」と批判が聞こえてきそうだがお手元のデータによると、実践した2名のうち2名が志望校に合格しているので勝率100%である。
兎にも角にも有用かどうかは見てから判断してほしい。
~メンタルの保ち方その1~
「定期的にサボれ!!」
はっきり言ってこれがメンタルを保つ上で一番重要である。「いやお前頭悪いだろ」と罵倒されそうだがよく考えてほしい。
42.195キロを最初から最後まで全力疾走するランナーはいるだろうか。
否、そもそもそんなことができる人間はいない。おそらくランナーはペース配分に気を配りながらレースに臨んでいるはずである。
受験だって一緒だ。夏休みに「風呂トイレ食事以外の時間は勉強」という目標を掲げて果たして毎日それを続けられるだろうか?
少なくとも私には絶対にできない。
勉強をしつつもしっかりと自分の時間を作りながら自分に合ったペース配分で勉強することをお勧めする。
ちなみに私は長期休み中毎日11時間くらい勉強して合計4時間くらいYouTubeとゲームに時間を費やしてた。
初めに「今でこそFGOに現を抜かしているが~」なんて書いているが当時も現を抜かしまくりである。夏には空想樹を伐採し、冬には箱を50周分開けた覚えがある。
もう一人の実践者の友人の田中も受験期であろうがシャドウバースに現を抜かしていた。
長時間勉強する上でストレスは必ず向き合わないといけない敵である。そのストレスをいかに軽減してメンタルを保つかがカギだと個人的に感じている。
今勉強に行き詰っているあなた、サボる勇気を持ってみませんか?
~メンタルの保ち方その2~
「勉強内容を身の丈に合わせるな!」
これは主に日本史、世界史を使用する受験生に伝えたい。
皆さんは「志望校が日東駒専だから、GMARCHだからこの語句だけ、出来事だけ覚えればいいや」という考え方をしていないだろうか。
やめたほうがいいよそれ。
暗記系科目は志望校がどこであれ早慶レベルまで仕上げるべきである。
理由はなぜか、端的に言うと「捨て問を捨て問と理解するため」である。
模試や過去問で知らん出来事、人物は往々にして出てくる。皆さんはその度に「全然わからなかった…勉強が足りていないんだな…」と落ち込んでメンタルがやられてはいないだろうか。
そういったいたちごっこを防ぐために、早慶レベルまで磨いておけば出題されても捨て問かの判断が秒でつくし、何より自信につながる。もし解ければ棚ぼたである。
実際、私が受験した年に立教大学が「パリ最古のカフェの名前」を問うてきた。
その異様なまでの世界史の知識から「紀元前から生きている男」と呼ばれた高校の世界史教師川島先生ですら「いや~わぁからん」と匙を投げたほどの問題である。
そんな捨て問で「ほかの受験者が解けていたらどうしよう…」と考えるのではなく、
「俺がわかんねーなら他のやつもわからん!」という思考ができるようになってほしい。
そのために暗記系科目は早慶レベルまで仕上げていただきたいのである。
メンタルとは関係ないがついでに言うと、「日東駒専だからGMARCHよりも問題が簡単」とナメたことを思っていないだろうか。
これだけは自信を持って言えるが、断じてあり得ない。
私はGMARCH、日東駒専含めて7校ほど受験したが、世界史に関しては東洋大学が2番目に難しく感じた。あくまでも私の主観になってしまうので、皆さんのお手元の過去問とにらめっこしてみてほしいのだが、「日東駒専だからGMARCHよりも問題が簡単」というわけではないということは分かるはずである。
日東駒専は日高屋の床並みに滑るので絶対に油断してはいけない。
最後に少し脱線してしまったが、メンタルを保つことに関してのHowToはいくらか伝えたつもりである。この中から有用に感じたものが一つでもあれば幸いである。
全国の受験生の成功を心から祈っている。